盛り塩の由来

盛り塩の由来

盛り塩と言うのは、塩を小さな山のような形に盛り、玄関先などに置くこと。日本料理の店先などで、見かけたことがある人も多いんじゃないかな。厄除やげんかつぎの効果があると言われている盛り塩だけど、その由来は意外にも人間くさいものなんだ。

それは古代の中国でのこと。皇帝が夜の相手となる女性を探すときに、街を羊の引く車で歩き回り、羊の行き着いた先の女性を相手として選んだんだって。それを知った胡貴嬪という女性が、羊の好物である竹の葉に塩水をかけたものを玄関先に置き、皇帝が自分の家にくるよう仕向けた、というのが盛り塩の由来と言われているんだ。

なんとも不純な由来だけど、日本の神事がもとになっているという説もあり、その真偽は定かではないんだ。
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