紅葉狩りの語源由来

紅葉狩りの語源由来

紅葉狩りには「狩り」という言葉がついているけど、紅葉は見るだけで、枝を折ったり葉っぱを拾ったりするわけではないよね。どうして見るだけなのに「紅葉狩り」と言うんだろう。

ご存知のように、「狩り」は動物などを捕まえること。「りんご狩り」や「いちご狩り」はそこから派生した言葉で、植物をとることも「狩り」と言うようになったんだ。その後、「狩り」という言葉はさらに意味を広げ、植物などを愛でることも「狩り」と言うようになったんだ。

そこには、貴族の出現が関係していると言われている。それまで日本には「自然を愛でる」という考えはなく、動物や植物をとって食べるというのが自然とのつき合い方だった。生活に余裕のある貴族があらわれて自然を愛でるようになり、それを「狩り」に例えたのが始まりと考えられているんだ。
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