煩悩が108個の由来
人間には、108個の煩悩があるとされていて、除夜の鐘を108回つくのも、108個の煩悩を消すため、なんて言われているよね。でも108ってなんだか中途半端な数字だけど、どうして108個なんだろう。
これにはちゃんと理由があるんだ。人の感覚は、眼・耳・鼻・舌・身・意の六つでつかさどっていて、これを仏教では「六根」と呼んでいるんだ。その六根それぞれに、好(快)・悪(不快)・平(どちらでもない)の三つの感じ方がある。さらに、浄(きれい)・染(きたない)の二つに分かれ、それがさらに、現在・過去・未来の三つに分かれる。これらすべての組み合わせを計算すると、6×3×2×3=108になるというわけ。
108の煩悩の由来には他にも、「四苦八苦」という言葉に由来する、なんて説もあるんだ。4×9+8×9=108。これも面白い説だよね。
世の中には人間が作り出した無数の言葉やモノがあります。そして多くの場合、その数だけ由来というものがあるものです。当サイトではみんなが気になる、おもしろい由来を518点、厳選して、楽しく覚えられるようにできるだけわかりやすく、まとめあげました。自分で言うのも恥ずかしいですが、思わず「そうなんだ」「へえ、勉強になったなあ」「面白い!」と思ってしまう由来ばかりなので無数にあるサイトの中で、少しだけ当サイトに寄り道しても決して無駄にはならないと思います。また中学生くらいの人でも理解できるような文章で解説しているので、すんなり頭に入ってくると思いますよ。みんなに自慢できる由来ネタを、当サイトで1個か2個は見つけて下さいね。