星の名前の由来
春の夜空を彩る北斗七星。北斗七星にはその名のとおり7つの星が含まれているんだけど、それぞれの星の名前にはおもしろい由来があるんだ。
まず、「アリオト」という星。「アリオト」とは、アラビア語で「羊の太い尾」という意味なんだ。でも、北斗七星は大熊座の一部。どうして羊のしっぽなんだろう。どうやら、北斗七星の形から「しっぽ」という名前をつけたかったみたいなんだけど、熊には長いしっぽはない。そこで、代わりに「羊のしっぽ」とつけたんだって。
「アリオト」の隣にある「ミザル」という星の名前は、「ヴェール」を意味する言葉。その名の通り、このミザルのおかげで、すぐ近くにある「アルコル」という星はとっても見つけにくいんだ。古代では、この「アルコル」を視力検査に使っていたほどなんだって。
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