のっぺい汁の由来
のっぺい汁は古くからある汁物料理で、根菜や鶏肉、豆腐など具沢山なのが特徴だよね。もう一つの特徴が、片栗粉などでとろみがつけられている事。これこそが、「のっぺいじる」の名前の由来でもあるんだ。
のっぺい汁は漢字では「濃餅汁」と書く。これは、汁につけられたとろみが餅がとけたもののように見えることからつけられた名前なんだよ。
一方、新潟ののっぺい汁は私たちの想像するものとはちょっと違うみたいなんだ。片栗粉は入っていなくて、里芋から出るぬめりで自然なとろみがついている。そして、料理名には「汁」とついているのに汁物ではなく煮物なんだって。新潟に伝わる由来は、汁にとろみがついた状態を表す「ぬっぺい」から来ているというもの。一般的な由来とはちょっと違うけど、汁のとろみに由来しているというのは同じみたいだね。
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