入道雲の語源由来
夏によく見られる、もくもくとした雲のことを「入道雲」というよね。でもこれは正式名称ではなく、俗称なんだ。正式な気象用語では「積乱雲」と呼ぶんだよ。じゃあ「入道雲」という呼び方は、どうして生まれたんだろう。
「入道」というのはもともと、仏教の道に入ることを言うんだ。そこから、お坊さんのことを「入道」と呼ぶようになった。さらに時代が進むと、お坊さんだけでなく、坊主頭の人のことを「入道」というようになったんだ。
ところで、「大入道」という妖怪の名前を聞いたことない?坊主頭をした大きな妖怪なんだけど、これも「入道」が坊主頭を指すことから生まれた名前なんだ。入道雲は、この大入道が由来と言われている。確かに入道雲は晴れた空に突然現れることもあるし、妖怪に例えられるのも頷ける気がするね。
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