図星の語源由来
考えていることをぴたりと言い当てられることを「図星」というよね。この「図星」という言葉、漢字を見ただけでは意味が分からないし、不思議な言葉だよね。
実は「図星」というのは、弓道から生まれた言葉なんだ。私たちが普段目にする弓道の的は、三重に黒丸が描かれた的だよね。これは「霞的」と呼ばれている。弓道の的にはもう一つ、まん中に一つだけ黒丸が描かれた「星的」というものがあるんだ。このまん中の黒丸のことを「図星」と呼ぶんだって。
この「図星」に「ぴたりと当てる」ところから、考えを当てることを「図星」と言うようになったんだ。
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