商品名の由来

商品名は、その商品をあらわす顔とも言えるもの。ヒット商品の名前には、それぞれ深い由来が隠されているんだ。

例えば、サントリーの緑茶「伊右衛門」。この商品は、サントリーと「福寿縁」というお茶屋さんが共同開発した商品なんだ。「福寿縁」は、1790年創業の超老舗。この福寿縁の創業者の名前が、福井伊右衛門と言うんだって。創業者の名前を使うくらいだから、商品にもよほど自信があるんだろうね。

じゃあ、「エビスビール」の名前の由来は知ってる？「恵比寿」という地名からついたと思われるかもしれないけど、実は逆なんだ。エビスビールは、発売直後からヒット商品となり、大量に出荷することになったため、エビスビール出荷専用の駅が作られたんだ。そして、この辺りが「エビスビール」にちなんで「恵比寿」と名付けられたというわけ。肝心の「エビスビール」の由来は、パッケージに描かれているとおり七福神の恵比寿様なんだって。