七福神の由来
七福神は、毘沙門天や布袋さんなど、7人の神様の呼び名だよね。この七福神は、仏教教典の「七難即滅七福即生」という教えから生まれた物なんだ。七福神をすべてお参りすれば、七つの災難を取り除き、七つの福を招くことができると考えられたんだね。この7人の神様には、それぞれ深い由来やいわれがあるんだよ。
恵比寿様は、七福神の中で唯一日本で生まれた神様。神話に出てくるイザナミとイザナギの子どもなんだけど、三歳になっても歩けなかったので、二人に船に乗せられ捨てられてしまったんだって。だけど、漂着した先で人々に祀られ、七福神の一人にまでなったんだ。
七福神の中で唯一の女性弁財天は、インドで生まれた神様。もともとは水の神様だったんだけど、音楽の神様、言語の神様だった時期もあるんだ。琵琶を持っているのは、音楽の神様だった頃の名残かもしれないね。また、言語の神様だった証拠に、昔は「弁才天」と呼ばれていたんだ。
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