祇園祭の由来

祇園祭の由来

京都の三大まつりといえば、5月の葵祭、10月の時代祭、そして7月に行われる祇園祭。中でも祇園祭は1ヶ月間にわたる長いお祭りで、7月の京都はお祭りムード一色になるんだ。

祇園祭が始まったのは869年、平安時代のこと。もともとは「祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)」と呼ばれ、厄除のために行われたお祭りなんだ。当時日本中に疫病が大流行し、京都でもたくさんの人が亡くなったんだ。当時の桓武天皇が、疫病が怨霊の怒りによるものと考え、霊を鎮めるために行ったのが、祇園祭の始まりなんだって。

そのときに行われたのが、66本の鉾(ほこ)をおみこしの前に立て、街を練り歩いた後神泉苑に奉納するというもの。今ではおみこし自体を「鉾」と呼ぶようになり、そのスケールも大きくなったけど、千年以上前のお祭りが今でも同じように行われているなんて、やっぱり京都は歴史の街なんだね。
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