がんもどきの由来
煮物なんかに使われる「がんもどき」。豆腐に山芋、卵を加えた生地に、野菜を混ぜ込んで油で揚げた物だよね。この「がんもどき」、もともとは精進料理の材料として作られた食べ物なんだ。
「がんもどき」の由来は「雁もどき」、つまり雁の肉に似せたものという意味なんだって。雁というのは、古くから日本に住む水鳥で、今では数が少なくなって捕ることは禁止されているけど、昔はよく食べられていた鳥なんだ。その雁の肉に似せて作られたのが、がんもどきというわけ。
他にも、がんもどきに入った具の様子が、空に雁が飛んでいる様子に似ていることからつけられた、という説もあるんだよ。
世の中には人間が作り出した無数の言葉やモノがあります。そして多くの場合、その数だけ由来というものがあるものです。当サイトではみんなが気になる、おもしろい由来を518点、厳選して、楽しく覚えられるようにできるだけわかりやすく、まとめあげました。自分で言うのも恥ずかしいですが、思わず「そうなんだ」「へえ、勉強になったなあ」「面白い!」と思ってしまう由来ばかりなので無数にあるサイトの中で、少しだけ当サイトに寄り道しても決して無駄にはならないと思います。また中学生くらいの人でも理解できるような文章で解説しているので、すんなり頭に入ってくると思いますよ。みんなに自慢できる由来ネタを、当サイトで1個か2個は見つけて下さいね。