ガッツポーズの由来

ガッツポーズの由来

拳を握り、両手または片手を揚げる喜びの表現を「ガッツポーズ」って言うよね。ガッツ石松がこのポーズをしたことがガッツポーズの由来だとほとんどの人は思っているけど実はこれ、違うんだ。

ガッツポーズはボウリング界から生まれた言葉なんだよ。このフレーズが生まれた1972年はボウリングが大流行していて、「ガッツボウル」というボウリング雑誌がストライクを取ったときのポーズを「ガッツポーズ」と命名したんだ。1972年11月30日発行したものには「自分だけのガッツポーズをつくろう」という企画が掲載されているよ。

ちなみにガッツ石松のガッツポーズ説だけど、プロボクサーのガッツ石松は世界ライト級王座を奪取したときに両手を揚げて喜び、その時の「ガッツ石松の喜びのポーズ」を新聞記者が「ガッツポーズ」という表現をしてこのフレーズが生まれたとされているんだけど、この試合があったのは1974年。つまりボウリング雑誌でガッツポーズというフレーズが生まれた2年後のことだったんだ。

ただボウリング雑誌がフレーズの生みの親でも広く世に広めたのはガッツ石松の試合だったかもしれないね。
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