駅伝の由来
「駅伝」は複数のランナーがたすきをつなぐ陸上競技。仲間と一緒に戦う姿には、マラソンにはない魅力があり、毎年見に行くというファンも多いみたいだね。
ところでこの「駅伝」という名前。駅と駅の間を走るわけではないのに、どうしてこんな名前がついているのかな。その由来はなんと、奈良時代にまでさかのぼるんだ。
奈良時代の幹線道路には、「駅」と呼ばれるポイントが一定の距離間隔で作られていたんだ。人々はここで体を休めたり、疲れた馬を別の馬に乗り換えたりしていたんだって。「駅」というポイントを作る制度を「駅制」、馬を乗り継ぐことを「伝馬制」と呼んでいたんだけど、この二つの言葉を合わせてできたのが、「駅伝」なんだ。駅伝では中継地点でたすきを渡すけど、これは駅で馬を乗り換えるのになぞらえているんだね。
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