エイトフォーの名前の由来

制汗剤の定番と言えば、エイトフォーだよね。「8×4」というこの名前、8と4の数字にはどんな意味が隠されているんだろう。

エイトフォーは、もともとドイツの会社が開発した制汗剤。当時は有効成分として、「Hexachlordihydroxydiphenylmethan」というとっても長い名前の成分が使われていたんだ。なんと32文字もあるこの成分、なんとかわかりやすい商品名で伝える事ができないかと、担当者は頭を悩ませたんだ。

そこで注目したのが、32という数字。32=8×4ということで、ドイツ語で8×4を意味する「アハトマルフィア」という商品名になったんだ。

日本ではそれを英語に訳した「エイトフォー」という商品名が使われたんだけど、実は名前のもとになった成分、日本では認可されていない成分で、日本版のエイトフォーには入っていないというオチがあるんだ。