「アザミ」の漢字は「薊」
おもしろい雑学 1
刺が多く触ると痛いアザミ。「アザミ」という単名の花はなく、「ノアザミ」が最も一般的、全国各地で咲いているよ。名前の由来は「驚き呆れる」といった意味のある「あざむ」から来ているという説が強い。刺ばかりで呆れるという思いが込められているんだろうね。漢字の「薊」は、草冠に「魚」と「刀」。魚には骨のような刺々しさ、そしてそれが刀のように指に刺さることからだと言われている。
おもしろい雑学 2
青森のほうではアザミの芽を春先に食べる地域がある。主にみそ汁に入れるそうだよ。他に岐阜のほうでは「菊ごぼう」などと言って、モリアザミの根を山菜として栽培している。主にお漬け物、そしてすき焼きの具にもしたりするんだ。