「ヒヤシンス」の漢字は「風信子」
おもしろい雑学 1
球根性多年草のヒヤシンスは地中海が原産。球根のものはほとんどそうだけれど、毒があるので少し注意。育てるときはペットが食べないように気をつけよう。漢字の「風信子」「飛信子」はどちらも音から由来する当て字。「風信子」は「ふうしんし」とも読み、色合いが似ていることからジルコンという鉱石はかつて「ヒヤシンス」と呼ばれていたよ。日本では今も和名を「風信子石」としている。ダイヤモンドの代用石として有名なんだ。
おもしろい雑学 2
ヒヤシンスの名前の由来はギリシャ神話から。ヒュアキントスという美青年がいて、アポロンとゼピュロスの2人から愛されていた。あるときアポロンとヒュアキントスが仲良く円盤投げをしているのを見かけ、嫉妬したゼピュロスは風を操作してヒュアキントスに円盤を当てて死亡させてしまう。このときヒュアキントスが頭から血と一緒に咲かせた花がヒヤシンスと呼ばれるようになったんだって。ただしこの花自体は、他の種類といわれているのであくまで一説に過ぎないよ!