ゲンゴロウの漢字とは

「ゲンゴロウ」の漢字は「源五郎」

おもしろい雑学 1
絶滅の危機に瀕しているゲンゴロウ。水中での活動が主だけれど夜間は飛び回ったりもするよ。幼虫は毒を持っていて、補食対象を麻痺させて飲み込み、体内で少しずつ消化していくという肉食ぶり。成虫になっても肉食なのは変わらず、飼育のときは刺身やコオロギなどをあげるといいらしいよ。


おもしろい雑学 2
ゲンゴロウは漢字で「源五郎」。人の名前みたいだよね。名前の由来は二つあって、どちらも昔話から来ている。一つは欲張りな代官の源五郎に罰が当たって虫になり、ゲンゴロウと名付けられたもの。もう一つは、源五郎という人が雨を降らせすぎて、出来た琵琶湖に落ちて鮒になった。これを源五郎鮒といって、この幼魚をゲンゴロウが好んで食べることから付けられたんだって。どちらも元の物語は少し皮肉な感じだね。
その他の漢字表記は「竜蝨」などがある