リスの漢字とは

おもしろい雑学 1
漢字の「栗鼠」は中国からの伝来。栗を食べるネズミのような生き物ということで、「リッス」もしくは「リッソ」と呼んだようだよ。これが少しずつ転訛していって今のリスと呼ばれるようになったんだ。他に木鼠と呼ばれたり、中国では黄鼠、松鼠などとも。リスは多産として知られ、たくさんの実を付ける葡萄と合わせて、たくさんの幸せと財をもたらしてくれる象徴とされている。中国で「葡萄とリス」というとたくさんの陶器に描かれるようになったんだ。日本にもその影響は伝わり、「武道、律す」という言葉にも通じることから、宮本武蔵などがリスと葡萄の模様を画題として採用しているよ。


おもしろい雑学 2
リスの尻尾は大きくて邪魔そうに見えるけど、暑さ避けの日傘にしたり高い所から落下すろときにパラシュート代わりにしたりと、色々な用途があるんだって。