「サンショウウオ」の漢字は「山椒魚」
おもしろい雑学 1
日本に最も馴染みがあり、種類の中でも最も大型なのがオオサンショウウオ。ハンザキとも呼ばれ、これは体を半分に割いても再生するという伝説があることから。日本の関西方面に分布しているけど、人為的に放ったチュウゴクオオオサンショウウオとの交雑が問題となっていて、純粋な日本のオオサンショウウオの個体数は減っていると見られている。ただチュウゴクオオサンショウウオもオオサンショウウオも絶滅に瀕していてどちらも保護が必要なため、デリケートな問題ではあるんだ。
おもしろい雑学 2
名前の由来は山椒のような香りを持つことから。古くは「はじかみいを」と呼ばれていて、はじかみとはショウガのことで漢字で「椒」と書くように、やはり昔から香りが強いことで有名だったみたい。ちなみに「いを」とは「魚」のこと。美食家で知られる北大路魯山人も自宅で焼いて食べたそうで、自身の作中に山椒のような香りが立ちこめたと書いているよ。
その他の漢字表記は
「鯢」などがある