「ハイカラ」の漢字は「灰殻」
おもしろい雑学 1
元々は西洋かぶれという意味合いで使われていたけど、今では目新しいものや流行しているものばかりを追う人を指したり、もしくは明治時代の流行や格調を好む人を指したりなど、ハイカラの持つ意味は広い。この言葉の由来は明治大正時代のジャーナリスト石川安次郎が造った言葉なんだ。1900年ごろ流行していた高襟、つまりハイカラーのワイシャツを着ている人たちを揶揄して「ハイカラア派」と呼んだのが始まり。元々は負の意味合いが強かったけれど、次第に変わっていき近代的やお洒落の要素も強くなっていったよ。漢字の「灰殻」は、負の意味のほうを込めた当て字と考えられるね。