「ソーダ」の漢字は「曹達」
おもしろい雑学 1
炭酸水のことを総じてソーダと呼ぶ。しかしソーダの本来の意味はナトリウム化合物のこと。でもソーダにはナトリウムは入っていないよ。どうしてこうなったかというと、かつての炭酸水には重曹、つまり炭酸水素ナトリウムを使っていたからなんだ。ビール醸造所では、ビールの醗酵している桶の上にねずみを吊るしておくことで死なせていた。これは醗酵によって出てくる二酸化炭素によるものなんだ。そこで試しに水の入ったボウルを吊るしてみたところ、二酸化炭素を吸収したシュワーッと泡の立った飲み物ができた。これが炭酸水の始まりなんだ。
おもしろい雑学 2
昔は「炭酸水を飲むと歯や骨が溶ける」と言われたけどそれは間違いで、炭酸水の多くに含まれている糖分が虫歯の原因なんだ。だから炭酸水自体に害はなく水とほぼ同じ。最近では無糖の炭酸水が広く流通するようになり、夏に人気の商品になっているよ。