「ビリヤード」の漢字は「撞球」
おもしろい雑学 1
ビリヤードは漢字で「撞球」。「撞」という字は「撞く(つく)」と活用したりして、「突く」と同じような意味があるんだ。球を突く棒をキュー、突く球をキューボール、狙うほうの球をオブジェクトボール、さらにこのオブジェクトボールを最初にセッティングするときに用いる三角形の枠をラックというよ。ラックには三角形以外にも、菱形や正六角形のものもあるよ。
おもしろい雑学 2
ビリヤードを日本で一躍有名にしたのがポール・ニューマン主演の映画「ハスラー」。ハスラーとは「ビリヤードをする人」として日本で定着しているけれど、元々は「詐欺師」「勝負師」のような意味合いがある。劇中でもそうであるように、ビリヤードは賭け事の対象だったんだ。ハスラーにはこういった意味があることから、当初は別の題名に変更予定だったんだ。だから英語圏でハスラーという言葉を使うときは気をつけよう。ちなみに語源は「ハッスル」だよ。