カサゴの漢字とは

「カサゴ」の漢字は「笠子」

おもしろい雑学 1
カサゴは漢字で「笠子」もしくは「瘡魚」と書く。前者は、頭部が大きくて笠を被っているように見えることから。後者は表面がゴツゴツしていて「瘡蓋(かさぶた)」みたいだから。カサゴが赤い色をしているのはいわゆる保護色で、赤い色は海の青色に紛れて他の魚に見つかりにくいからなんだ。カサゴ以外にも、海の深いところには赤い色をした魚は多いんだ。


おもしろい雑学 2
カサゴの背びれは鋭く危険。オニカサゴはひれに毒針を持っているから特に注意が必要だよ。毒針さえ取り除いてしまえば様々な調理法で美味しく食べることができる。煮付けや唐揚げ、アラ汁などが人気かな。江戸時代にはカサゴの一種を「アンポンタン」と呼んでいた。当時は管理が徹底されていなかったから、食べる頃には味がイマイチになっていたため、使い道のない愚魚と思われていたんだ。
その他の漢字表記は「瘡魚」などがある