ラーメンとつけ麺の違い

-　詳しい解説　-

ラーメンとはスープの中に中華麺を入れ、チャーシュー、メンマなどをトッピングした麺料理である。中国発祥の食べ物であるが、日本で独自に発展し、現在では日本の国民食の一つとなっている。

つけ麺とはそのような日本独自のラーメンの一種で、麺をスープにつけて食べる麺料理である。店によってはつけそばやもりそばやなどと表示される場合もある。
通常、つけ麺の麺は冷たく、麺をつけるスープはラーメンよりも味が濃いめにしてある。また食感のために、つけ麺を提供している場合はほとんどが太麺である。さらにボリュームを出すために、つけ麺で出される麺の量はラーメンの麺の量よりも多い。
つけ麺の発祥は1955年に東京都の大勝軒で山岸一雄が開発したものであると言われている。
2000年頃から日本各地でも知られるようになり、2000年代後半になるとエスニック風やカレー風味、トマトや乳製品を使ったイタリアン風など様々なバリエーションが出てきた。