容積と容量の違い

容積と容量の違い

- 概要 -

容積は容器の中に入ることのできる分量、または立体が空間に占める量や体積のことである。容量も容積と同じく容器の中に入れることのできる分量、あるいは物の量のことである。容積と意味は同じだが、使い方が異なる。

- 詳しい解説 -

容積とは容器の中に入ることのできる分量、または立体が空間に占める量や体積のことである。英語ではvolume(体積)に対してcapacity(容積)と呼ぶ。単位にはリットル(L)やガロン(gal)、バレル(barrel)、升、カップ、さじなど様々である。
例えばバレルは石油の量を量るのに使われる単位である。元々は樽の意味で、1バレルは約159Lである。一方、升は一升瓶に一杯入る量を表し、1升は約1.8Lである。また1カップは200mlである。

一方、容量も容積と同じく容器の中に入れることのできる分量、あるいは物の量のことである。容積と意味は同じだが、使い方が異なる。
例えば、沢山入る冷蔵庫などについて、容量の大きい冷蔵庫や容積の大きい冷蔵庫などということができる。しかし、パソコンのデータなどについてはデータ容量と呼び、容積は使わない。ちなみにデータ容量の単位にはビットやバイトが使われる。

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