幽霊と心霊の違い

幽霊と心霊の違い

- 概要 -

幽霊は、死んだ人が成仏できずに現れたものや、死者の霊が現れたもので、世界中に見られる。心霊とは超常現象や超能力の意味として使われる。

- 詳しい解説 -

幽霊とは、死んだ人が成仏できずに現れたものや、死者の霊が現れたもので、世界中に見られる。日本のみならず、西洋においても幽霊は他人や動物に乗り移る事もあると言われている。
日本では、古くは何かを告知したり要求するために現れると言われており、それが徐々に復讐や執着のために出現する恐ろしいものと言われるようになった。
また幽霊を扱った物語が多くあり、室町時代以降は歌謡や歌舞伎のテーマとして、江戸時代以降は文学や講談、または浮世絵などのテーマとして大流行した。

これに対して心霊とは超常現象や超能力の意味として使われる。元は精神の意味で用いられていたが、20世紀初めの念写写真を精神がなせる写真としていたのを、後に幽霊の写真を心霊写真と呼んだことから心霊=幽霊という認識が定着した。

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