ムカデとヤスデの違い

ムカデとヤスデの違い

- 概要 -

ムカデは節足動物の一種で、長い胴体に沢山の足がついていることから百足とも書く。ヤスデも節足動物の一種で、長い胴体に足が沢山あり、見た目はムカデに似ている。しかし、ムカデと違い肉食ではなく、土壌の有機物や、枯れ葉とそこにつく真菌類を食べる。

- 詳しい解説 -

ムカデとは節足動物の一種で、長い胴体に沢山の足がついていることから百足とも書く。ムカデは顎の部分に毒をもっており、この毒で昆虫や小動物などを捕食する。小型のムカデの多くは地中で生活している。
日本産のムカデで最大のトビズムカデは体長が8mから15cm、大きなもので体長20cmほどになるものもある。赤い頭に黒い胴体、黄色い足をもったもの、あるいは朱色の頭と足をもつものなどがいる。通常は雑木林などの湿気が多い所に生息しているが、時に住宅内に侵入することがある。人が刺されることもしばしばで、刺されると非常に痛む。

一方ヤスデも節足動物の一種で、長い胴体に足が沢山あり、見た目はムカデに似ている。しかし、ムカデと違い肉食ではなく、土壌の有機物や、枯れ葉とそこにつく真菌類を食べる。また顎に毒も持たない。
一般にヤスデは害虫とみなされているが、実際にはほとんど害をもたず、見た目が気持ち悪いだけである。ただ踏むと異臭を発する。

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