みりんとみりん風調味料の違い

みりんとみりん風調味料の違い

- 概要 -

みりんは調味料や飲料として使われる酒の一種である。これに対して、酒税がかからないようにアルコール分を1%未満におさえ、うまみ調味料や水飴などで風味をみりんに似せたものをみりん風調味料と呼ぶ。このみりん調味料と区別するために従来のみりんを本みりんと呼ぶこともある。

- 詳しい解説 -

みりんとは調味料や飲料として使われる酒の一種である。味醂とも書く。焼酎や醸造用アルコールに蒸したもち米を混ぜ、米麹(こめこうじ)を加えて糖化発酵させ、それから粕(かす)を搾り取ってつくる。甘味があり、色は黄色である。
料理では煮ものに照りやつやを出したり、素材に味が染み込みやすくしたり、煮崩れしにくくするためにみりんを用いる。
また、飲料としては白酒や屠蘇(とそ)酒の原料としても使用される。特に、飲むために焼酎を加えてアルコール度をあげたものは直し(なおし)や本直しと呼ばれる。

通常、みりんの糖分は40から50%程度で、アルコール分は約14%程度である。したがって酒税がかかる。
これに対して、酒税がかからないようにアルコール分を1%未満におさえ、うまみ調味料や水飴などで風味をみりんに似せたものをみりん風調味料と呼ぶ。このみりん調味料と区別するために従来のみりんを本みりんと呼ぶこともある。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「罰金と反則金」、「おかゆとおじや」、「寄付と募金」、「ウイルスと細菌」、「薄口醤油と濃口醤油」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれて、あなたは自信を持って即答できるでしょうか?きっときちんと答えれる人はごくわずかでしょう。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは500個以上集めて詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?