ミニバンとコンパクトカーの違い

-　詳しい解説　-

ミニバンとは自動車の形態の一つであるが、明確な定義や規格はない。室内空間が広いのが特徴で、多人数が乗車できるメリットがある。日本では1990年代のトヨタのエスティマの発売以降、ミニバンが流行した。2000年以降は、環境に対する配慮の高まりやガソリン代の節約、少子化などの影響からミニバンの人気はやや下火になった。とはいえ、ファミリーカーとしては現在も根強い人気がある。
現在ではトヨタのヴォクシーやノア、日産のセレナ、ホンダのステップワゴンなどが人気がある。

これに対してコンパクトカーも自動車の形態の一つである。日本では一般的に普通乗用車の中でも5ナンバーのサイズで、ハッチバックやトールワゴンなどの2ボックスのものをさす。
コンパクトカーの特徴としては、車体は小さめで小回りがきくが、軽自動車よりも大きいので居住性が良いことがある。また値段は軽自動車とあまり変わらないが、乗り心地やステアリングフィールが軽自動車より優れている。