保証金と礼金の違い

保証金と礼金の違い

- 概要 -

保証金は、アパートやマンション、家などの賃貸契約のときに、家主に対して支払うお金のことである。建物の修繕などの協力金の目的で保証として請求される。基本的には敷金と同じで、退去するときには戻ってくるお金である。礼金は保証金と同じく、不動産の賃貸契約のときに請求されるお金であり、原則として返還される敷金や保証金と違い、家主に対する礼金であり戻ってこない。

- 詳しい解説 -

保証金とは、アパートやマンション、家などの賃貸契約のときに、家主に対して支払うお金のことである。建物の修繕などの協力金の目的で保証として請求される。基本的には敷金と同じで、退去するときには戻ってくるお金である。ただし、原状回復に通常以上の費用がかかった場合、保証金の額から差し引かれていたり、戻って来なかったりする場合がある。
一般的に住居に対しては敷金、事務所などに対しては保証金が使われることが多い。

一方、礼金とは保証金と同じく、不動産の賃貸契約のときに請求されるお金であり、主に関東地方で見られる。原則として返還される敷金や保証金と違い、家主に対する礼金であり戻ってこない。関西地方においては敷引きといって敷金の一部が返却されないことに相当する。
礼金は元々、地方から東京へと単身で上京してきた学生や単身赴任社のために、その親戚などが東京の下宿の大家に対して、いざというときに面倒をみてもらえるよう、あらかじめ払っていた現金が由来である。

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