ベビーシッターと保育ママの違い

-　詳しい解説　-

ベビーシッターとは依頼者の家で子どもや赤ちゃんの世話などの保育サービスを提供する仕事で、いわゆる子守りのことである。英語ではベビーシッター（babysitter）とはサービスの提供者のことであり、仕事そのものはベビーシッティング（babysitting）という。

国家資格の必要な保育士の仕事と違い、ベビーシッターになるには資格は必要ない。しかし社会的な信頼を得るための民間資格として社団法人全国ベビーシッター協会が資格認定試験を受けて、ベビーシッター資格を取得することも可能である。
ちなみに、北米ではベビーシッターはティーンエイジャーが小遣い稼ぎに行う最初のアルバイトの典型であり、12歳からベビーシッターの仕事ができる。

一方、保育ママとは、保育者の自宅で保育を行うこと、あるいはその保育者の通称である。児童福祉法に基づき市区町村が実施する公的な保育の一つである。保育園と違い、保育者の自宅などを使って少人数で行われる。保育者一名に対し、子どもは３名まで、補助の保育者がいる場合で子ども５名までと規定されている。