フルマラソンとハーフマラソンの違い

-　詳しい解説　-

フルマラソンとは陸上競技の長距離走の一つで、単にマラソンとも呼ばれ、42.195kmの公道コースを走る。1896年にアテネで開催された第一回近代オリンピックから陸上の新種目となった。
42.195kmの距離は古代ギリシャのマラトンの戦いでの故事に基づくもので、アテネ軍はペルシャ軍に勝利し、それをアテネに伝えるためにフィディピディスという兵士が伝令として遣わされた。フェイディピディスはマラトンからアテネの40km強を走り、「我勝てり」と報告して息絶えたと伝えられる。

ちなみに最初は生理的に無理という理由で女子のフルマラソン参加が当初は認められていなかった。世界で初めて公式に参加が認められたのは1972年のボストンマラソンで、また女子のみのマラソン大会は1979年の東京国際女子マラソンが初である。

ハーフマラソンはフルマラソンの半分の距離を競うものである。ハーフマラソンはフルマラソンの練習やメンバー選考に位置づけられている場合が多い。またハーフマラソンは一般市民にも人気の競技である。