ハーモニカとピアニカの違い
- 概要 -
ハーモニカは平らで細長い直方体をした小さな楽器で、穴の並ぶ側面に口を当てて息を吐いたり吸ったりして音を出す。ピアニカは鍵盤ハーモニカのことで、ハーモニカと同じく吹き口から直接息を吹くか、ホースのついた吹き口から息を吐いて演奏する。音程は鍵盤で変えることができる。ハーモニカと違い吸気で音を出すことはできない。
- 詳しい解説 -
ハーモニカ(Harmonica)とは平らで細長い直方体をした小さな楽器で、穴の並ぶ側面に口を当てて息を吐いたり吸ったりして音を出す。リード楽器の一つで、内部の金属製のリードを振動させて音を出す。またアメリカ英語の口語ではMouth Harpと呼ぶことからハープと呼ばれることもある。特にブルースやフォークミュージックの演奏に使用されるハーモニカはブルースハープと呼ばれる。
ハーモニカ奏者で有名なミュージシャンにはボブ・ディランやニール・ヤング、山崎まさよし、コブクロの小渕健太郎などがいる。
一方ピアニカとは鍵盤ハーモニカのことで、ハーモニカと同じく吹き口から直接息を吹くか、ホースのついた吹き口から息を吐いて演奏する。音程は鍵盤で変えることができる。ハーモニカと違い吸気で音を出すことはできない。ピアニカはメーカーの商標であるが、一般名称のように使われている。
かつては小学校低学年の子どもや幼稚園児の音楽教育に使われる楽器という認識であったが、呼気の強弱で様々な表現が可能な楽器であるため、現在ではプロのミュージシャンでも使用する人がいる。
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