乗り物酔いする人としない人の違い

-　詳しい解説　-

乗り物酔いとは、自動車やバス、飛行機、電車、船などの揺れによって気分が悪くなることである。乗り物酔いは内耳にある三半規管が刺激されることで引き起こされる自律神経の失調状態からくる症状である。加速度病とも呼ばれる。

乗り物酔いする人によって原因は様々である。例えば自動車に乗っている場合であれば、乱暴な運転や渋滞、カーブの多い山道で酔いやすかったり、読書やゲームなど眼球の細かい動きが原因になったり、体にきつすぎる洋服などを着用していることや、芳香剤やガソリンなどの車の中の臭いなど様々な原因が考えられる。
また自分が運転する場合は酔わないが、他の人の運転では酔うという人もいる。

乗り物酔いは一般に子供に多く、３歳頃から始まり年齢とともに増加し、小学校高学年から中学生くらいでピークに達すると言われる。その後、年齢が上がると乗り物酔いしなくなる人が多い。ただし、40代から50代でまた乗り物酔いする人が増加する。また乗り物酔いするか否かは、体質によっても異なる。