トルネードとハリケーンの違い

トルネードとハリケーンの違い

- 概要 -

トルネードは竜巻のこと。単にトルネードと呼ぶ場合、北米の中南部で春から初夏にかけてよく見られる大きな竜巻をさすことが多い。ハリケーンは、特に、大西洋西部やカリブ海、メキシコ湾などを含む大西洋北部、北太平洋東部で発生した強い熱帯低気圧のことをさす。

- 詳しい解説 -

トルネード(Tornado)とは英語で竜巻のことである。積乱雲の下に起こる激しい渦巻きで、地上から雲にかけて伸びる大規模な上昇気流のことである。直径は十数メートルから数百メートルになり、進路にある物を巻き上げ破壊する。移動速度は速いもので時速100キロにも及ぶ場合がある。竜巻の寿命は短いが猛烈な風を伴うため、地上で発生すると建物や森林、農地などに甚大な被害をもたらすことがある。
単にトルネードと呼ぶ場合、北米の中南部で春から初夏にかけてよく見られる大きな竜巻をさすことが多い。『オズの魔法使い』で主人公ドロシーの住むカンザス州からオズへと飛ばされる原因でもある。

一方ハリケーン(Hurricane)とは、特に、大西洋西部やカリブ海、メキシコ湾などを含む大西洋北部、北太平洋東部で発生した強い熱帯低気圧のことをさす。最大風速は秒速33メートル以上。日本で台風を○号と数字で呼ぶのに対し、ハリケーンは毎年Aからアルファベット順で名前がつけられる。最近の記録的ハリケーンでは2012年のサンディがある。

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