豆腐と冷奴の違い

-　詳しい解説　-

豆腐とは大豆の絞り汁でつくる豆乳ににがりを加えて固めた食べ物である。日本のみならず、中国、韓国、また東南アジア各国で古くからある大豆加工品で、日常的に食べられている。また最近では欧米においてもTofuと呼ばれ、健康食品として特にベジタリアンの間で非常に人気であり、世界中で販売されるようになっている。
豆腐の種類には絹ごし豆腐や木綿豆腐、充てん豆腐などがある。また木綿豆腐を作る工程の型に入れる前の寄せた段階の豆腐を寄せ豆腐、あるいはおぼろ豆腐とよぶ。

日本の豆腐は柔らかい食感と淡白な味わいが特徴である。冷や奴や湯豆腐、味噌汁の具や鍋料理などに用いられる。また豆腐ステーキや豆腐ハンバーグなど、肉のように焼いたり調理されることもある。

冷や奴（ひややっこ）とは、豆腐の最も一般的な食べ方の一つである。奴豆腐（やっこどうふ）や単にやっことも呼ばれる。酒の肴としても人気である。
冷やした豆腐の上にネギや鰹節、おろし生姜、ミョウガ、わさびなど好みの薬味をのせ、醤油をかけて食べる。