電気ストーブとハロゲンヒーターの違い

-　詳しい解説　-

電気ストーブとは電気を発熱体に流し熱エネルギーに変えて暖める暖房機の総称である。オイルヒーターやカーボンヒーターも電気ストーブの一種である。
電気ストーブは灯油やガスを使用するストーブと違い、燃料を燃焼させることがないので室内の空気を汚さず、換気の必要がないというメリットがある。その一方で、電気ストーブ で広範囲を暖めることは難しく、電気代も高くなる傾向がある。
一般に小型で軽い製品が多く、狭い範囲を暖めるのに適しているので台所や風呂場、または店舗などで使用されることが多い。

電気ストーブにはヒーターを高熱に、赤外線としてエネルギーを放射する輻射式（ふくしゃしき）と、ヘアドライヤーのように温風を吹き出す温風式、熱伝導によって空気を暖めて部屋全体を暖める対流式がある。

ハロゲンヒーターとは輻射式の電気ストーブの一種である。発熱体にランプを使用しているので、電源を入れてすぐに温まるのが特徴である。ただし消費電力が大きいため、近年より効率のよいカーボンヒーターに取って代わられている。