テラスとベランダの違い

-　詳しい解説　-

テラス（terrace）とは建物の主に１階から床と同じ高さで突き出したフロア部分で、地面より少し高くなっているか床が張ってある。屋内とは扉や窓で繋がっている。屋根がついているものもあるが、ついていないのが一般的である。
カフェやレストランなどで外で飲食が出来るカフェテラスを設けている場所がある。
また、段々になっている台地や棚田、段々畑といった階段状の地形を特にテラスという。
テラスハウスとは境界の壁を共有し各戸が庭をもつ連続住宅のことである。

一方ベランダ（Veranda）とは元はポルトガル語で、家屋から外に張り出した部分のことをさし、特に屋根のある物のことである。てすりや壁で囲まれている。バルコニーはベランダと似ているが、特に屋根のない物についていう。ガラスなどがはめられた屋内環境のベランダも存在する。
屋根があるために洗濯物を干す所としてしばしば使用される。またテラスと区別して、二階以上にあるものをさして特にベランダと呼ぶ場合も多い。