停車と駐車の違い

-　詳しい解説　-

停車とは車両が一時的に停止することである。これに対して駐車とは車両を継続的に停止させることである。日本では、道路交通法において、停車と駐車は区別されている。また停車したり駐車したりすることをまとめて駐停車ともいう。

停車とは、人の乗り降りのために停止することで、荷物の積み降ろしについては５分以内でなければならない。また運転者がすぐに運転できる状態での短時間の停止のことを停車といい、５分以内であっても運転手が車から離れて、すぐには車を動かせない状態の場合は駐車と見なされる。

これに対して駐車は厳密には、５分以上の荷物の積み降ろしのための停止や、人を待ったり、荷物を待ったりするために停止していることをさす。
日本では自動車を保有する際には駐車する場合の自家用車の保管場所、つまり車庫を確保することが義務づけられている。
また駐車すべきでない場所に駐車した場合、駐車違反として放置違反金制度の対象となる。