デイサービスとデイケアの違い

-　詳しい解説　-

デイサービスとは在宅介護などを受けている高齢者や障害者が老人福祉施設や地域活動支援センターなどで日常生活の世話や機能・適応訓練を受けるなどのサービスのことである。通所介護とも呼ばれる。
デイサービスでは送迎バスの送り迎えがあり、入浴や食事といったサービスのほかにレクリエーションなどを行う。
高齢者デイサービスは要介護、支援認定を受けた人を対象としている。他にも知的障害者デイサービスや身体障害者デイサービス、児童デイサービスなどがある。

一方デイケア（Day-care）とは高齢者や身体障害者を昼の間施設に預かり、専門職員がリハビリを中心とした介護を行うサービス、すなわち日帰りの通所リハビリテーションのことである。リハビリが中心であるが、デイサービスのような食事や入浴サービスを提供する所もある。
また在宅の精神障害者の社会復帰を目指して、日中に施設で行われる集団での治療のことをさす。この場合も利用者同士が交流する点は高齢者向けのデイケアと同じである。