土と粘土の違い

土と粘土の違い

- 概要 -

土は陸地をおおう物質で、風化した岩石などの礫(れき)つまり小石や、砂、粘土、また生物の遺骸や腐敗物、微生物などからなる。粘土は、地層から得られる土の中でも粘り気のあるものをさし、焼き物の素材にもなる。学術上は非常に細かい粒子でできた堆積物のことをさす。

- 詳しい解説 -

土とは陸地をおおう物質で、風化した岩石などの礫(れき)つまり小石や、砂、粘土、また生物の遺骸や腐敗物、微生物などからなる。土壌とも呼ぶ。太陽系において土をもつのは地球だけである。フランス語で土とはTerreであり、La terreというと地球のことをさす。
生物には欠かせないものであると同時に、また土は様々な生物の活動によって作られたものであるといえる。

粘土とは、地層から得られる土の中でも粘り気のあるものをさし、焼き物の素材にもなる。学術上は非常に細かい粒子でできた堆積物のことをさす。
粘土は水を加えると柔らかくなり、手でのばしたり細工することができ、熱したり焼いたりすると固くなって元に戻らない性質がある。このため陶器や磁器、レンガ作りなどに利用されてきた。また余分な皮脂や汗を吸着するので化粧品の原材料にも使われる。
工作や立体造形などに使われる紙粘土や油粘土、石粉粘土などの原料は、堆積物の粘土ではなく合成素材や石粉、パルプ、小麦などさまざまである。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「罰金と反則金」、「おかゆとおじや」、「寄付と募金」、「ウイルスと細菌」、「薄口醤油と濃口醤油」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれて、あなたは自信を持って即答できるでしょうか?きっときちんと答えれる人はごくわずかでしょう。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは500個以上集めて詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?