通常国会と臨時国会の違い
- 概要 -
通常国会は、毎年１回、一月に招集される国会のことである。常会ともいう。会期は150日間である。臨時国会は国会において通常国会と特別会以外に招集される国会のことで、臨時会の通称である。
- 詳しい解説 -
通常国会とは、毎年１回、一月に招集される国会のことである。常会ともいう。会期は150日間である。また衆議院と参議院一致の議決によって、一度だけ会期を延長できる。
通常国会では、主に翌年度の予算案が議決されるため、予算国会ともいう。また会期の最初に、内閣総理大臣の所信表明演説が行われるほか、外務大臣、財務大臣、経済政策担当大臣による、外務演説、財政演説、経済演説の行われる。
一方、臨時国会とは国会において通常国会と特別会以外に招集される国会のことで、臨時会の通称である。内閣が必要と認めるとき臨時国会を召集できる。ただし、衆議院か参議院いずれかの議員の総議員の４分の１以上の要求がある場合、あるいは衆議院議員総選挙が行われたときには、内閣は臨時国会を召集しなければならない。
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