追跡と尾行の違い

追跡と尾行の違い

- 概要 -

追跡は逃げる人のあとを追うこと、あるいは物事の成り行きなどをたどることである。追跡が相手に気付かれても構わず後を追うことであるのに対し、尾行は相手に気付かれては意味がないという点が異なる。

- 詳しい解説 -

追跡とは逃げる人のあとを追うこと、あるいは物事の成り行きなどをたどることである。
「警察官が犯人を追跡する」、あるいは「追跡調査を行う」などと使う。
追跡調査とは、特に事物のその後を追って調べ、どのような経緯を辿っているかを調べることで、郵便や宅配便などのトラッキングなどがこれに当たる。

一方、尾行とは監視などのために相手に気付かれないよう、こっそりと後をつけることである。
追跡が相手に気付かれても構わず後を追うことであるのに対し、尾行は相手に気付かれては意味がないという点が異なる。追跡は追いかけること自体が目的で、跡が残っていれば相手を見失っても追跡は可能である。一方、尾行は、相手の行動を探ることが目的なので、姿を見失った時点で尾行できなくなる。
最近では、コストの面や見失った場合も追跡が続けられるようGPSを使った尾行が主流になってきている。

これらの追っ手を断つことは、追跡の場合は「振り切る」といい、尾行の場合は「まく」という。

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