地球と月の違い

-　詳しい解説　-

月は地球から最も近い場所にある天体で、地球の唯一の衛星である。地球からは太陽の次に輝いて見える。太陽と並び、地球上の様々な文化において非常に重要な位置を占める天体である。太陽に対して太陰とも呼ばれ、月の運行に基づく暦を太陰暦という。
また、月は人類が唯一到達したことのある天体でもある。

月の直径は3474kmで太陽系の惑星の中では５番目に大きく、月の直径は地球の約1/4である。また地球から見た太陽と月の大きさはほぼ等しいために皆既日食や皆既月食といった現象が起きる。

地球は太陽系にある惑星で太陽からは３番目に近い。惑星表面に水があるのが特徴である。
地球の自転周期は24時間で、太陽の周りをほぼ365日で一周する。これに対して、月の自転周期は約29.5日である。
また月と地球の太陽からの距離はあまり変わらないが、地球の平均気温が15℃に対し、月の平均気温は-18℃である。
また21世紀に入るまで月には水がないと考えられていたが、今日では月の極地付近には氷の形で水が存在すると考えられている。