ダイヤモンドとパールの違い

ダイヤモンドとパールの違い

- 概要 -

ダイヤモンドは炭素からできた鉱物で、結晶の構造は通常は八面体をしている。純水なものは無色透明。パールは真珠のことで、貝から採れる宝石の一種である。

- 詳しい解説 -

ダイヤモンド(Diamond)とは炭素からできた鉱物で、結晶の構造は通常は八面体をしている。純水なものは無色透明であるが、中には黄色、赤色、緑色、青色などもある。屈折率が高いため、内部で全反射が起こりやすく、ブリリアントカットなどを施したダイアモンドは光を当てたときに美しく輝いて見える。
またダイヤモンドは非常に硬い鉱物としても知られている。このため宝飾用としてだけでなく、電子材料やダイヤモンドカッターなどとして工業用にも様々に用いられている。

一方パール(Pearl)とは真珠のことで、貝から採れる宝石の一種である。貝の体内で生成される生体鉱物(バイオミネラル)の一つである。貝殻の成分を生成する外套膜(がいとうまく)がたまたま体内に入ることで、貝の体内で真珠が作られる。真珠の成分は貝殻と同じである。
本真珠とは本来はアワビの中で作られる真珠であるが、現在はアコヤガイから採れる真珠もイミテーションでないという意味で本真珠と呼ばれる。
また淡水パールとは、淡水性の貝からできる真珠を淡水パールと呼ぶ。

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