対照と対象の違い

対照と対象の違い

- 概要 -

対照は、二つの事物を比べて照らし合わせることである。例えば「去年と今年の結果を比較対照して考える」などと使う。対象は、行為や物の目標や目的となるものをさす。例えば「このおもちゃは2歳児までが対象だ」などと使う。

- 詳しい解説 -

対照とは、二つの事物を比べて照らし合わせることである。例えば「去年と今年の結果を比較対照して考える」などと使う。
また二つの異なる性質のものを並べたときの相違点やコントラストが際立っていることや、その取り合わせについても対照という。例えば、「形の対照がはっきりしている」、「明暗の対照が印象的だ」などと用いる。

一方、対象とは、行為や物の目標や目的となるものをさす。例えば「このおもちゃは2歳児までが対象だ」などと使う。
また哲学において、意識や感覚、行動などの作用が向かうものの意味で、意識の志向するもの、表象や意志、想像などの主体の作用に対して、客体のことをさす。英語でObject、客体や客観のことである。

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