そうめんと冷麦の違い

-　詳しい解説　-

そうめん（素麺）とは東アジアや日本で食される小麦粉を原料とした麺の一種である。通常、乾麺を茹でて、それを冷やして冷やしそうめんとして食べる。日本では夏の定番メニューの一つである。
冷やしそうめんにをつけて食べるつゆは家庭でも手軽に作れるが、市販のものも多く販売されている。

冷や麦も同じく日本で食べられる小麦粉を原料とした麺の一種である。食べ方はほとんどそうめんと同じで、茹でたものを水にさらしてぬめり気をとり、つゆにつけて食べる。西日本では冷や麦はあまり一般的でない。名前はうどんを昔は熱麦と呼んだことに対して冷麦と呼ばれることに由来すると言われる。

そうめんと冷や麦とうどんとの違いは基本的にはその太さである。機械麺の場合そうめんの太さは1.3mm未満と定められており、冷や麦の太さは1.3mm以上1.7mm未満、うどんの太さは1.7mm以上と決まっている。

また冷や麦は日本にしか見られないが、そうめんは中国や台湾、韓国でも製造され食されている。