スチュワーデスとキャビンアテンダントの違い

-　詳しい解説　-

スチュワーデスとはかつて使われていた旅客機の客室乗務員の女性の職業名をさす。日本航空は1998年にスチュワーデスという呼び方を廃止している。ただし現在でもしばしば耳にする。またスチュワーデスを略して俗にスッチーと呼ぶこともある。

キャビンアテンダントも同じく旅客機における客室乗務員のことをさす。スチュワーデスと異なり男性に対しても女性に対しても用いられる。
キャビンアテンダントや略称のCAは和製英語で、英語ではキャビンクルー（Cabin Crew）やフライトアテンダント（Flight Attendant）と呼ばれる。
キャビンアテンダントという言葉が登場した背景には、1980年代以降のアメリカにおいて性差を持つ言葉の廃止が進んだ影響で、従来のスチュワーデスやスチュワードあるいはパーサーなどに代わる言葉が必要になったことがある。

ただし航空会社によって呼び方は様々で、全日本空輸ANAではスカイサービスアテンダント、日本航空JALでは単にアテンダントと呼んでいる。