水力発電と揚水発電の違い

水力発電と揚水発電の違い

- 概要 -

水力発電は水が落下するときのエネルギーを利用した発電方法のことである。揚水(ようすい)発電は、揚水式水力発電ともいい、夜間などの電力の需要が少ない時間に余った電力を利用して、下池から上池ダムへ水を汲み上げ、電力需要のピーク時に上池ダムから下池へ水を落下させて発電する水力発電の一つである。

- 詳しい解説 -

水力発電とは水が落下するときのエネルギーを利用した発電方法のことである。河川や湖沼の水流を利用して水車を回転させることで発電する。
日本では1950年代までは電力の大半は水力発電によるものであった。しかし、高度成長期において火力発電が主力となっていった。

これに対して揚水(ようすい)発電とは、揚水式水力発電ともいい、夜間などの電力の需要が少ない時間に余った電力を利用して、下池から上池ダムへ水を汲み上げ、電力需要のピーク時に上池ダムから下池へ水を落下させて発電する水力発電の一つである。
大規模な火力発電や原子力発電は夜間に急に出力を下げられないため、揚水発電は発電よりも蓄電を目的とした発電所といえる。

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