シナモンとナツメグの違い

-　詳しい解説　-

シナモンとナツメグは、よく使われる香辛料であり、料理によって使い分けをする。

シナモンは、洋菓子や地域によっては料理によく使われる香辛料である。シナモンの樹皮をはがして乾燥させてから使われる。甘い香りの中に少し苦みがある。シナモンスティックやシナモンパウダーとして売られており、入手しやすい香辛料である。

ナツメグは、肉料理で臭み消しとしてよく使われる香辛料である。種の中身を取り出して粉末にしてから使われる。シャープな甘い香りを持ち、お菓子にも使われることもある。単独で用いるとナツメグの香りが前面に出てくるので、それが苦手な場合はシナモンやオールスパイスなどの甘い香りを持つ香辛料と併せて使うと相互作用で、より料理を引き立てるとされる。